今回は多層ゴールドフレームを主役にし派手さを抑えつつもで高級感のある感じを目指しました。
そのために決めたことは4つあります。
- 塗らない金:コーティング系の金とカッパーゴールドは成形色のまま活かす
- 塗る金:Gランナーの金成形色だけを塗装して質感を底上げする
- 黒立ち上げ:外装はグラデーションで深みを出し金を引き立てる
- 特別な青:通常のストライクフリーダムより青紫に寄せる

これらのテーマを決めて制作をしました!
- 多層ゴールドフレームを主役に立てた黒立ち上げグラデーション
- ブルーパープルで通常より青紫に振った特別感のある青
- ゴールドの派手さを出しつつも高級感のある雰囲気を出す
完成ギャラリー









青をブルーパープルにして正解でした。渋い濃青でかっこよさが一段増しました。
仮組みと完成の比較




製作の流れ
完成までの工程を、ざっくり振り返ります。
フレームから組み立てて、外装を載せる順番で全体を確認しました。


スミ入れの塗料が流れやすいように、気になる箇所のモールドを彫り直し。そのあと塗装対象を選びながら分解しました。
『ガイアノーツ GS-03 サーフェイサーエヴォ ブラック』を下地に。パーツ数が多いので、一気にやらず数回に分けて進めました。
黒立ち上げで各色を塗装。グレー・赤・青系を先に、白・金・メタリックグレーを分けています。
シタデルカラーで筆の部分塗装、エナメルでスミ入れ、水転写デカールの順で情報量を足しました。
外装は半光沢、塗装した金は光沢で仕上げて、最終組み立てで完成です。



ウイングの軸はかなり固いです。根元を持って回さないと、軸折れが怖いところでした。
適用したテクニック
1. 黒立ち上げグラデーション塗装
外装は黒サフを下地に、パーツ中央へ明るい色を重ねて陰影を作りました。
白・赤・ライトブルー・青紫の4色で挑戦しましたが、特に青は黒下地との境目が見えにくく、どこまで黒を残すか最後まで手探りでした。
組んでみると影は塗装中の見た目より残りませんでした。



影がつきすぎではと思うぐらいで残した方が良かったかもしれないです。


2. 塗る金と塗らない金の使い分け
コーティング系パーツとカッパーゴールドは無塗装のまま。
Gランナーの金成形色だけ、黒下地から『ガイアノーツ Ex-08 Ex-ゴールド』を吹き、『ガイアノーツ Ex-03 Ex-クリアー』の光沢で仕上げました。
さらにコーティング系の金パーツには『タミヤ エナメル クロームシルバー』でスミ入れをして、立体感を足しています。


3. 金を引き立てる鉄色メタリックと質感分け
武装やフレーム部分は『ガイアノーツ 125 スターブライト アイアン』で鉄色に沈めました。
トップコートも使い分けています。外装は『ガイアノーツ Ex-09 Ex-セミグロスクリアー プレミアム』の半光沢、ゴールドパーツはEx-03EXクリアで仕上げました。
金の光沢だけが一段強く出て仕上がりを眺めると視線が自然と金へ行きます。


うまくいった点
一番の収穫は、『フィニッシャーズ ブルーパープル』の発色です。
渋い濃青に発色して、通常のストライクフリーダムとはひと味違う雰囲気になりました。金との相性も狙いどおりです。



Ex-ゴールドの金はギラつきすぎず、落ち着いた質感に仕上がりました。
黒立ち上げも、塗装日を重ねるごとに下地の残し加減がつかめてきました。
最初は境目の判断で迷ってばかりでしたが、強めに影を残す感覚を覚えてからは、仕上がりの想像と実物が近づいてきています。
塗装レシピ(今回の使用色)
| カテゴリ | 塗料名 / 商品名 | 仕上げ・用途 | 注意点・メモ |
|---|---|---|---|
| 下地 | ガイアノーツ GS-03 サーフェイサーエヴォ ブラック | 外装の黒立ち上げ下地 | 黒立ち上げの基準色 |
| 白装甲 | ガイアノーツ 031 アルティメットホワイト | 白外装、各色のハイライト | エッジに影を残して吹く。 |
| 赤装甲 | ガイアノーツ EV-06 エヴァレッド | 赤外装 | 下地を黒にしたことによって落ち着いた赤になる |
| 青装甲 | フィニッシャーズ ブルーパープル | 青外装 | 渋い濃青に発色。今回の主役級 |
| ライトブルー装甲 | ガイアノーツ NC-004 ミリオンブルー | ライトブルー外装 | 白と青をつなぐ中間色 |
| ライトグレー装甲 | ガイアノーツ 072 ニュートラルグレーII | ライトグレー外装 | 白装甲を邪魔しない明るさ |
| ゴールド | ガイアノーツ Ex-08 Ex-ゴールド | Gランナーの金成形色のみ塗装 | コーティング系の金は無塗装 |
| メタリックグレー | ガイアノーツ 125 スターブライト アイアン | 武装、フレーム | 金を引き立てる鉄色 |
| 部分塗装 | シタデルカラー Abaddon Black / Mechanicus Standard Grey | 外装装甲の部分塗装 | 筆塗り |
| コーティング系金のスミ入れ | タミヤ エナメル クロームシルバー(X-11) | 金パーツの立体感出し | ゴールドパーツに立体感を足す |
| スミ入れ | タミヤ スミ入れ塗料 ブラック / グレー | ブラックは青・グレー部、グレーはその他 | 色の濃さでパーツごとに使い分け |
| ゴールド光沢仕上げ | ガイアノーツ Ex-03 Ex-クリアー | 塗装ゴールドのトップコート | 光沢で金を強調 |
| 外装トップコート | ガイアノーツ Ex-09 Ex-セミグロスクリアー プレミアム | 外装全体の半光沢仕上げ | 金との質感差を作る |
【失敗】エアブラシ塗装でのムラ
最終組み立てで全身を眺めると、白パーツの塗装ムラが目立ちました。



原因は塗料の薄めすぎか、一箇所に塗料を当てすぎたか。薄め具合と吹き付け方を見直す予定です。


まとめ
MGEX ストライクフリーダムガンダム完成です。
金を主役に据えて脇役の色を沈める。この作戦は、ブルーパープルの渋い青とEx-ゴールドの落ち着いた金のおかげで狙い通りの雰囲気になったと思います。
課題は白のムラです。原因の特定と対策は次の製作までの宿題にします。
次のエアブラシ塗装では今回つかんだ黒立ち上げの感覚をもう一段仕上げたいところです。
それでは良いガンプラライフを!








