【ガンプラ トップコート】つや消し・半光沢・光沢の選び方:仕上げで迷わない判断基準

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「トップコートはつや消しが正解?」「半光沢や光沢はいつ使うの?」と迷っていませんか? この記事では、ガンプラのトップコートを「つや消し・半光沢・光沢」のどれにするか、判断の仕方をまとめます。

結論から言うと

迷ったら半光沢、リアル寄りならつや消し、キャンディ塗装やメタリックを活かすなら光沢です

トップコートは最後に吹く透明な保護膜ですが、ただ保護するだけではありません。

仕上がりの印象を一気に変えるかなり重要な工程です。

同じ塗装でもつや消しにするとしっとりと落ち着いた感じになります。 半光沢にすると塗装の発色を残しながら自然にまとまり、光沢にすると鮮やかで展示映えする仕上がりになります。

今回のポイント
  • トップコートはガンプラを保護するだけでなく作品の質感や印象を決める重要な仕上げ工程
  • スミ入れ・デカール・クリアーパーツなど、工程や部位ごとの使い分けと失敗対策がわかる
  • スミ入れ・デカール・クリアーパーツなど工程や部位ごとの使い分けと失敗対策がわかる
目次

トップコートとは?役割を先に整理

トップコートは、塗装やスミ入れ、デカールをしたあとに、最後に全体へ吹きかける透明な仕上げ剤です。表面をうすい膜で包むことで、デカールを守ったり、ツヤを整えたりして作品全体をきれいに仕上げてくれます。

水性スプレー、ラッカー系クリアー、エアブラシ用のボトル塗料などがあります。 使う製品によって強さや扱いやすさは変わりますが、考え方は同じです。

トップコートの役割は大きく3つあります。

  • 塗装面・デカール・スミ入れを保護する
  • パーツ全体のツヤをそろえる
  • 作品の印象を決める

特に大事なのは、3つ目の「印象」です

ガンプラは面が多いためツヤの出方で印象が大きく変わります。 明るい白い装甲でもつや消しなら落ち着いたミリタリー感、光沢ならヒロイックな展示品感が出ます。

トップコートは保護だけでなくキットの印象を決める最後の仕上げです。

3種類の違いを比較

つや消し・半光沢・光沢トップコートの比較図
つや消し・半光沢・光沢トップコートの比較図

まずは、つや消し・半光沢・光沢の特徴を表で整理します。

仕上げ見た目向いている作風メリット注意点おすすめ度
つや消し光を抑えた落ち着いた質感ミリタリー、量産機、ウェザリング、リアル系おもちゃ感を消しやすいメタリックやクリアーの輝きが弱くなる★★★★★
半光沢ほどよくツヤがある自然な質感迷ったとき、成型色仕上げ、清潔感のある全塗装失敗しにくく万能個性はやや控えめ★★★★★
光沢ツヤが強く反射する質感キャンディ塗装、メタリック、パール、ヒロイック系発色と輝きを活かせる表面処理の粗が目立つ★★★★

まずは半光沢。作品の方向性がはっきりしているなら、つや消し or 光沢を選びましょう。

代表的なトップコート製品

トップコートは「缶スプレーで手軽に吹く」、「エアブラシでボトル塗料を吹く」という方法があります。

初心者がまず使いやすいのは水性スプレーです。 エアブラシ塗装に慣れているなら、ラッカー系クリアーで吹くと塗膜やツヤの調整がしやすくなります。

僕はエアブラシ塗装をする前はスプレー缶を使っていましたが、エアブラシ塗装を始めてからはガイアノーツのクリア塗料を使っています

製品メーカー種類仕上げ向いている人
Mr.プレミアムトップコート(B601)GSIクレオス水性スプレー光沢デカールや塗装面を保護しながら手軽に光沢を出したい人
Mr.プレミアムトップコート(B602)GSIクレオス水性スプレー半光沢水性で扱いやすくほどよいツヤ感に整えたい人
水性プレミアムトップコート(B603)GSIクレオス水性スプレーつや消し水性で扱いやすくほどよいツヤ感に整えたい人
Ex-クリアー(Ex-03)ガイアノーツラッカー系ボトル光沢輝くような光沢を作りたい人
Ex-セミグロスクリアー プレミアム(Ex-09)ガイアノーツラッカー系ボトル半光沢上品な半光沢にしたい人
Ex-フラットクリアー プレミアム(Ex-10)ガイアノーツラッカー系ボトルつや消しきめ細かいつや消しにしたい人

最初は缶スプレーで、慣れたらエアブラシでもよいです。

つや消しトップコートが向いているケース

つや消しはガンプラで最も使われる定番の仕上げです。

表面の反射を抑えることで、プラスチックっぽさが消え落ち着いた印象になります。

つや消しが合う作風

  • ミリタリー系のカラーリング
  • 陸戦型などの機体
  • ウェザリングやチッピングを入れた作品
  • 成型色仕上げでおもちゃ感を減らしたい場合
  • 写真撮影で反射を抑えたい場合

スミ入れ、デカール、チッピング、ドライブラシなどの表現がつや消しで一段落ち着きます。

つや消しの注意点

つや消しは万能に見えますが、苦手な表現もあります。

メタリック、パール、キャンディ塗装、クリアーパーツに吹くと、輝きが一気に鈍ります。 せっかくの金属感や透明感が白っぽく曇ることもあります。

注意: クリアーパーツには基本的につや消しを吹かない方が無難です。透明感が失われ曇ったような見た目になることがあります。

また、湿度が高い日に厚吹きすると白化しやすくなります

半光沢トップコートが向いているケース

半光沢は、つや消しと光沢の中間です。

強い反射は抑えつつ、塗装の発色やデカールの鮮やかさは残しやすい仕上げです。

半光沢が合う作風

  • 主役機らしい清潔感を残したい作品
  • 成型色仕上げにスミ入れとデカールを足した作品
  • 全塗装の発色を少し残したい場合
  • つや消しにすると地味すぎると感じる機体

半光沢はつや消しほど落ち着きすぎず光沢ほどテカリすぎない、ほどよいツヤ感が魅力です。色の発色をきれいに見せながら表面に上品な質感が出るので、高級感のある仕上がりにしやすいです

特に、白・青・赤・黄色などのガンダム系カラーは、つや消しにすると少し落ち着きすぎることがあります。 そんなとき半光沢にすると、色の明るさを残しながらギラつきだけを抑えられます。

半光沢の注意点

半光沢は扱いやすく大きな失敗が少ない仕上げですが、ただ無難にまとめるだけだと印象が弱く普通に見えてしまうことがあります。

つや消しのように重厚感や使用感を強く出す仕上げでも光沢のように強いツヤや輝きを見せる仕上げでもないため、作品によっては中途半端に感じられる場合もあります。

泥汚れや退色表現を強調したい場合はつや消し、キャンディ塗装や鏡面寄りの仕上げを見せたい場合は光沢の方が向いています。

半光沢は色のきれいさを残しつつテカリを抑えて上品に仕上げたいときに向いています。

光沢トップコートが向いているケース

光沢は表面に強い反射を出す仕上げです。

ツヤがあるぶん色が鮮やかに見えメタリックやキャンディ塗装との相性が非常に良いです。

光沢が合う作風

  • キャンディ塗装
  • メタリック塗装
  • パール塗装
  • クリアーカラーを重ねた作品

光沢仕上げの一番の魅力は塗装した色を明るく鮮やかに見せられることです。表面にツヤが出ることで、色に深みや透明感が加わりキャンディ塗装やメタリック塗装のような華やかな仕上げがより映えます

キャンディ塗装、金属色、パールホワイトなどは、光沢で仕上げると見栄えがとても良く見えます。

光沢の注意点

光沢トップコートは表面にツヤが出るぶん下地のキズやホコリ、塗装ムラが目立ちやすくなるのでごまかしが利きにくい点には注意しましょう。きれいに仕上げるにはトップコートを吹く前に表面のホコリを取り塗装面をできるだけなめらかに整えておくことが大切です

下地処理と表面をきれいにしておくことが重要です!

全身を光沢で仕上げると広い装甲面までツヤが強く出すぎてプラスチック感が目立つことがあります。装甲は半光沢で落ち着かせセンサーや武器の一部など、光らせたい部分だけを光沢にするとメリハリのある仕上がりになります。

迷ったときの判断フロー

トップコートの仕上げを選ぶ判断フロー
トップコートの仕上げを選ぶ判断フロー
STEP
作品の方向性を決める

リアル寄りならつや消し。清潔感を残すなら半光沢。派手に見せたいなら光沢です

STEP
輝きを残したいパーツがあるか確認する

メタリック、パール、キャンディ、クリアーパーツがあるなら、そこだけ光沢を残す選択肢を考えます。

STEP
スミ入れやデカールの工程を確認する

スミ入れ前・デカール前は光沢寄りの中間コートが扱いやすいです。最後の仕上げで、つや消し・半光沢・光沢を選びます。

目的選ぶ仕上げ
おもちゃ感を消したいつや消し
ミリタリー感を出したいつや消し
とりあえず失敗しにくい仕上げにしたい半光沢
成型色の鮮やかさを残したい半光沢
清潔感を残したい半光沢
キャンディ塗装をきれいに見せたい光沢
メタリックの輝きを残したい光沢

パーツごとにツヤを変えるのもあり

トップコートは全身を同じ仕上げにしなくても大丈夫です。

むしろパーツごとにツヤを変えると質感に差が出ます。

パーツおすすめ仕上げ
外装装甲つや消し or 半光沢
フレーム半光沢 or 光沢
武器つや消し or 半光沢
バーニア光沢
センサー光沢
クリアーパーツ基本は未コート or 光沢
メタリック塗装部光沢 or 半光沢

外装・関節・センサーなどでトップコートを使い分けるとパーツごとの質感の違いを表現できます。全体に同じ仕上げをするよりもメリハリが出てよりリアルな完成品に見せやすくなります。

分けることによって一段と完成度の高い作品ができると思います

このキットは光沢と半光沢を使い分けて製作しました!

よくある失敗パターンと対策

失敗1:つや消しを厚く吹いて白っぽくなる

原因は厚吹き、高湿度、吹きすぎです。

薄く数回に分けて吹けばリスクは下がります。 梅雨時や雨の日は白化しやすいため、晴れの日などの湿度の低い日に作業すると失敗しにくいです。

失敗2:光沢にしたら表面の粗が目立った

光沢は下地の状態がそのまま見えます。

表面処理が荒いまま光沢を吹くと、ヤスリ傷や塗装のザラつきが強調されます。 光沢仕上げを狙うなら、塗装前のヤスリがけとホコリ対策を丁寧に行いましょう。

失敗3:メタリックに全部つや消しを吹いて輝きが消えた

メタリックは表面の反射で金属感を出します。

つや消しを吹くと反射が弱くなり、金属感が落ちます。 重厚感を出すためにあえて半光沢にするのはありですが、メタリックの輝きを前面に出したいなら光沢を選びましょう。

失敗4:スミ入れ後に強い溶剤でトップコートしてにじんだ

エナメルのスミ入れが完全に乾いていない状態で強めに吹くと、にじむことがあります。

スミ入れ後はしっかり乾燥させ、最初の一吹きは砂吹き気味に薄く乗せます。 いきなり濡れるほど吹かないのがコツです。

FAQ

初心者はどれを買えばいいですか?

つや消しが無難ですが、僕は半光沢がおすすめです。 成型色仕上げにも全塗装にも使いやすく、つや消しほど色を落ち着かせすぎず光沢ほど粗も目立ちません。

成型色仕上げには、つや消しと半光沢どちらがいいですか?

無難にいくならつや消し、ちょっと高級感を出したいなら半光沢です。

スミ入れ前にトップコートは必要ですか?

必須ではありませんが、仕上がりを綺麗にしてミスを防ぎたいなら光沢または半光沢で一度コートするのがおすすめです。 つや消し面にスミ入れすると拭き取りが困難になりにじみや拭き取り残りが出やすくなります。

デカールの上からトップコートしても大丈夫ですか?

大丈夫です。 むしろデカール保護のためにトップコートは有効です。 ただし、デカールがしっかり乾いてからしましょう。

クリアーパーツにトップコートしてもいいですか?

クリアパーツにもトップコートを吹いても大丈夫ですが注意が必要です。特につや消しや半光沢を吹くと透明感が落ちて白く曇ってしまいます。

水性トップコートとラッカー系トップコートはどちらがいいですか?

安全性と扱いやすさを優先するなら水性トップコート、塗膜強度を優先するならラッカー系クリアーが使いやすいです。 ただし、どちらでも厚吹きは失敗の原因になります。

まとめ

トップコート選びは作品の方向性で決めると迷いません。

  • つや消し:リアル寄り、ミリタリー、ウェザリング向き
  • 半光沢:迷ったときの万能仕上げ。成型色仕上げにも全塗装にも使いやすい
  • 光沢:キャンディ、メタリック、パール、輝きをアピールしたい時

迷ったら半光沢を選ぶのが僕のおすすめです!

実際にいろいろ試してみると自分の好みが分かってきたりして何を使っていけばいいかが分かると思います。

それでは良いガンプラライフを!

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