今回は、合わせ目を「消さずに活かす」 をテーマに、HG アッシマーの情報量を一気に底上げするディテールアップ工程に挑みます。
短めの作業時間で、素組みとは一線を画す密度感を獲得できる手軽な改造プランです。この記事では仮組み後の加工ステップを具体的に解説し、次回のエアブラシ全塗装へスムーズにつなげるための下地作りをお届けします。
- 段落ちモールドで“手間削減 × 情報量アップ”を同時実現
- MA形態でも破綻しないスジボリ設計

仮組み
パーツチェック
キットには専用の台座・ビス・ナットが付属しており、可変後でも安定して展示できます。









仮組み完成




キットをチェックして改修箇所をチェックしていきます!
モノアイはシールなのディテールアップパーツを使おうと思います。



ライフルと脚部、肩、腕部はモナカ構造ですが、合わせ目をそのまま生かして後から段落ちモールドへ加工する計画にしました。



ヒケが目立つ箇所もあるのでヤスリでならしておく必要がありそうです。



MA形態にしてみました。パーツの差し替えなしで完全変形できます。







この段階で干渉箇所も確認しておきました!



バーニア部などの色分けできていないパーツは塗装しようと思います。
改修(ディティールアップ)
使用ツール
- ウェーブ HGマイクロチゼル 0.15mm 0.3mm ガイドテープ(スジボリ用)
- タミヤ クラフトヤスリPRO 平 (6mm) (ゲート処理用)
- 神ヤス、ヤスリの親父 400〜800 番 (表面処理用)






作業手順
イエローの装甲に合わせ目に合わせてラインをスジボリしました。合わせ目部は段落ちにしています。
MA形態の時にラインがつながるようにしました。







このラインを塗装の時に色分けしようと思います!
脚部もスジボリしてディテールアップしました。



合わせ目を段落ちモールド化しています。







胸部パーツもスジボリしてディテールアップです!









モノアイはHアイズの4mmを取り付けます。




塗装してグリーンにします!



次回 塗装編
「消さずに魅せる」をテーマに、仮組みから改造までの工程をまとめました。合わせ目を段落ちモールドとして取り込むことで手間を削減しつつ情報量を増加させ、スジボリによってイエロー装甲の面構成にメリハリを追加。さらに 4 mm の Hアイズ置換でモノアイの存在感を大幅に引き上げます。次回はエアブラシ全塗装と一気に完成度を高める予定です。
それでは良いガンプラライフを!