エアブラシフリーハンドで3色迷彩を塗る方法【MG デュナメス実践ガイド】

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マスキングいらず。型紙もいらず。エアブラシ1本で、迷彩は描ける。

この記事では、MG 1/100 ガンダムデュナメスで実際にやった「3色フリーハンド迷彩」の手順をそのまま公開します。

初挑戦だった自分が試行錯誤して見つけたコツ、失敗したこと、使った塗料を共有します。

完成品
目次

今回使用した迷彩塗料(3色+下地)

迷彩塗装に使ったのはこの4つの塗料です。

役割塗料名カラーコードメーカー
下地サーフェイサーエヴォ ブラックGS-03ガイアノーツ
迷彩ベースオリーブグリーン202ガイアノーツ ミリタリー
迷彩1色目(主模様)エヴァライトグリーンガイアノーツ エヴァンゲリオンカラー
迷彩2色目(差し色)ダークイエロー1201ガイアノーツ ミリタリー
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なぜガイアノーツ ミリタリーカラーを選んだか

オリーブグリーンとダークイエロー1はガイアノーツのミリタリーカラーシリーズです

このシリーズは実在の戦車・装甲車向けに色調設計されているため

  • もともと彩度が低め → ガンプラに塗っても「くどくならない」
  • グリーンとイエローの統一感が取りやすい
  • 黒サフ下地との相性が非常に良い

ミリタリー風を目指すならこのシリーズを軸にするのが手堅いと思って選定しました。

フリーハンド迷彩塗装実践ステップ

STEP 1:黒サフで全体を暗く沈める

迷彩塗装の雰囲気は下地で決まります。

ガイアノーツ サーフェイサーエヴォ ブラック (GS-03) を全パーツに吹きつけます。

黒立ち上げを使う理由

  • 上から塗る迷彩色が全体的に暗く沈む
  • グリーンやイエローが「くすんだ戦場色」に仕上がる
  • パーツの影・凹みに黒が残り、自然なグラデーションが生まれる

白サフだと迷彩色が鮮やかになりすぎてスケールモデルらしさが出にくいです。ミリタリー風を目指すなら、黒サフ一択です。

吹き方のポイント

  • 希釈は1:1.5〜2程度
  • 薄く2〜3回に分けて重ねる(吹きすぎてモールドが埋まらないように)

STEP 2:ベース色(オリーブグリーン)で全面を塗る

黒サフが乾いたら迷彩の「土台」を作ります。

オリーブグリーン (202) を迷彩を入れる全パーツに塗ります。

希釈比ポイント
1:1.5黒サフを完全に隠す必要はない。影として残ってもOK

オリーブグリーンが「迷彩の地色」になります。このベース色が最終的に全体の50〜60%を占めます。

オリーブグリーン塗装

STEP 3:迷彩1色目(エヴァライトグリーン)で主模様を描く

ここから本番の迷彩塗装です。

エヴァライトグリーン(ガイアノーツ エヴァンゲリオンカラー)で大きな迷彩の斑紋を描きます。

なぜエヴァライトグリーンにしたか

もともとの計画では「エヴァダークグリーン」を使う予定でした。

しかし実際に並べてみると、明るめの色の方がベース色のオリーブグリーンと差が出て映えると判断して、その場で変更しました。

迷彩は配色の組み合わせで印象が大きく変わります。計画通りに塗ることよりも実際に並べて判断することが大事です。

主模様の面積の目安

面積比率
オリーブグリーン(ベース)約50〜60%
エヴァライトグリーン(主模様)約25〜30%

ベース色より面積は小さく。パーツ全体の1/4〜1/3くらいをカバーするイメージです。

このパーツは自分なりには上手くいったと思います

エヴァライトグリーン迷彩

このパーツは全体にミストが飛んでエヴァライトグリーンがかかってしまったので失敗です。

エヴァライトグリーン迷彩 失敗

STEP 4:迷彩2色目(ダークイエロー1)で差し色を入れる

最後の迷彩色です。ダークイエロー1 (201) を小さな斑紋として加えます。

差し色は「少なすぎるくらい」がちょうどいい

面積比率
ダークイエロー1(差し色)約10〜20%

ダークイエローは塗りすぎると「黄色いガンダム」になってしまいます。

「忘れた頃に出てくる」くらいの量が適量です。

ダークイエローの面積を広げすぎないこと。全体の10〜20%に抑えることでアクセントが生きます。常に全体を見渡しながら「少ないかな」くらいで止める判断が大切です。

ダークイエロー1 迷彩
ダークイエロー1 迷彩

フリーハンド迷彩の塗り方:「点をつなぐ」

僕がフリーハンド迷彩塗装で最も重要な技術と思うのがエアブラシの動かし方です!

NG:線を引くように塗る

マーカーで線を引くような感覚で「ライン」を描くと

  • 輪郭が硬くなる
  • モールドラインのように見えてしまう
  • 迷彩らしい有機的な形が出ない

OK:点をつなげてシルエットを作る

ドット(点)を置くように吹いて、それをつなげて形を作ると

  • 輪郭が自然にぼやける
  • 本物の迷彩らしい「生き物のような形」になる
  • 多少ブレても味になる

これを意識して実践したときに「確かな手応え」を感じました。線ではなく点。これが迷彩フリーハンドの核心だと思います。

エアブラシの設定

項目設定値
エア圧0.08〜0.12 MPa(低めの圧)
ニードル開度最小〜1/4程度(細吹き)
パーツとの距離3〜5cm(近づけて精密に)

圧を低めにして、細く繊細に吹いたらうまくいきました!

斑紋の形を作るコツ

僕が意識したらうまくいったことをまとめました!

1. 吹き始めと吹き終わりをパーツの外(空中)で行う → パーツ上でトリガーを引かない。外で吹き始めてパーツを通過させる

2. アメーバ状の形を意識する → 直線・鋭角は避ける。有機的な曲線を意識する

3. 小さい点の集合で大きな形を作る → 一度に大きく描こうとしない

迷彩の形を考えすぎると手が止まります。「なんとなくの雰囲気」で吹き始めて、形は後から整える、くらいのテンションが丁度いいと思います

3色迷彩の塗装順まとめ

STEP 1: 黒サフ(サーフェイサーエヴォ ブラック)
全パーツに均一に吹きつける。迷彩の暗いトーンの土台を作る。

STEP 2: オリーブグリーンでベース塗装
全面を覆う。黒サフの影が残ってもOK。面積比50〜60%を担う地色。

STEP 3: エヴァライトグリーンで主模様を描く
ドットをつなげるように吹いて、大きな斑紋を作る。面積比25〜30%が目安。各パーツでバランスを揃えると統一感が出る。

STEP 4: ダークイエロー1で差し色を入れる
STEP 3より小さく、面積も少なく。10〜20%に抑える。塗りすぎたらオリーブグリーンで上書き修正できる。

【失敗と教訓】初挑戦で気づいたこと

MGで初の迷彩はハードすぎた

MGは通常のHGの3〜5倍のパーツ数があります。

3色を全パーツに順番に塗っていくと1セッションで処理しきれない量になるので集中力も体力も削られます。

まずはHGなどパーツ数のあまり多くないものや大きすぎないものがいいと思います

まとめ

3色フリーハンド迷彩で特に重要なポイントをまとめます。

1. 黒立ち上げでトーンを統一する → 迷彩色が自然に暗く沈んで戦場感が出る

2. 3色の面積比を決めてから塗る → ダークイエローは10〜20%に抑えることが鉄則

3. 「線を引く」のではなく「点をつなぐ」 → これだけで迷彩の輪郭が自然に見える

4. エア圧は低め、距離は近めで細吹き → 迷彩の細かい形を作るための設定

迷彩塗装はやってみると「こんなに雰囲気が変わるのか」と感じて感動します。

最初から完璧を目指さなくていい。まずは1体完成させることが最高の練習です!

それでは良いガンプラライフを!

完成品

今回の迷彩塗装レシピ(迷彩のみ)

役割塗料名コードメーカー備考
下地サーフェイサーエヴォ ブラックGS-03ガイアノーツ全パーツ黒立ち上げ
迷彩ベースオリーブグリーン202ガイアノーツ ミリタリー面積比50〜60%。希釈1:1.5
迷彩1色目エヴァライトグリーンガイアノーツ エヴァカラー面積比25〜30%。希釈1:2。当初ダークグリーン予定→現場判断で変更
迷彩2色目ダークイエロー1201ガイアノーツ ミリタリー面積比10〜20%。希釈1:2。塗りすぎ注意

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